院長が所属する滋賀漢方鍼医会で実技公開をして来ました。
場所は滋賀県彦根市のにき鍼灸院です。
にき鍼灸では鍼灸と名前が付いていますが、いわゆる”刺す”ハリは全く使いません。
”ていしん”という銅製の小さな棒をツボに軽く当てるだけ!
施術されている側は全く何をされているかわからない感じです。
それで色々な症状が改善されていくのですから驚きです!
院長も3年前にこの治療を見てビックリ。元々ハリが苦手な院長(院長は東洋医学に興味はあったが痛いの熱いのは苦手です)、
ただちにこの不思議な治療をする会に入会したのでした。(夫婦鍼灸院~saabo~の刺さないハリはここから始まりました。)
滋賀漢方鍼医会では1年に一度、「にき鍼灸院で”治療室例会”というのを開催しています。
毎度午前中は会員が実技公開をするのですが、今回は僕が選ばれました。
「三井コテ」という温熱器の実技公開です。85度という高温のコテを素早く身体に滑らせ熱を注入する、心地よさと体質改善を実現する施術です。
夫婦鍼灸院~saabo~ではこのコテを使用し、冷房による不調の患者さんに著効を得ました。もう少し経過をみないといけないですが、難病にも手応えを感じています。
1時間半に渡り会員の皆さんに施術、早速「三井コテ」を購入する方も現れたりと、良い刺激となったようです。
午後からは”ていしん”を使い互いを治療し合って技術を磨きました。
写真は代表の二木先生にしつこく質問する僕です。
その後恒例の懇親会でした。
去年、我が家にも泊まって下さった奈良の山森先生が11月22日からスペインのバルセロナにて”ていしん”の実技講師として招かれるというので、予定や夢をたっぷりと聞き僕も大いに刺激を受けました。