感覚を研ぎ澄ませる

夫婦鍼灸院~saabo~ではテイシンという刺さないハリをメインに治療をしています。

刺さないので痛みはゼロ。ハリには興味があるけど怖い‥‥という方にはピッタリの治療です。

効果は刺すハリと変わりありません。

ですが‥‥施術側に要求されるのはツボをミリ単位で探り当てる指の感覚の繊細さです。

先日も自分の感覚を研ぎ澄ますために所属する滋賀漢方鍼医会に参加して来ました。

僕はこの日軽い腰痛がありましたが、テイシンで治してもらいました。

すぐに効果は実感できましたが、治療に使ったツボは何と”手”のツボでした。

腰の痛みを手のツボを使って取り除く‥‥。

鍼灸の面白い所です。

 

 

診ないように診る!

いきなり何の事か分かりませんね。

―鍼灸の極意です―

身体の状態がどうなっているのか?

見極めよう、知ろうとすると身体に余計な力が入ってしまって真の状態を診ることはできません。

無念無想状態で脈を診る、ハリをする‥‥‥これが大事なのです。

しかし、これがなかなか難しい(^^;

言葉では表現しにくい感覚を磨く為、所属している滋賀漢方鍼医会で研修して来ました。

研修会では顔が火照って辛い方、座骨神経痛の方の治療をさせて頂きました。

顔が火照っている方は肺経の金穴を衛気で、座骨神経痛の方は腎経の水穴陰谷を営気の手法でハリをしました。

どちらの手法もいわゆるフェザータッチの軽いふわっとした手法です。

使用するハリは先が丸いもので、刺すのではなく皮膚の”気”を操作する為のものを使用します。ですから、全く痛みはありません。

治療が成功するとお腹が温かくなり、眠くなります。

治療後の感想で、

顔の火照りの方は「顔の熱が引いてスーとして身体がホカホカになった」

坐骨神経痛の方は「痛みが大分取れてスキップしたい気持ちになった」

等嬉しいコメントを言って下さいました。

すべての治療がこの様にフェザータッチのテイシン治療で済むわけではありませんが

改めて鍼灸治療の面白さを実感、さらに修練に励みたいと思いました。

生きたツボを探る!

人には”経絡”という”気”の流れているラインがあります。
この経絡は、内臓や脳、生殖器等、体のあらゆる部分に繋がっています。
体に異常があるとこの経絡上の”ツボ”にも変化が現れます。
この異常の出た”ツボ”にハリやお灸をする事で体を整えるというのが鍼灸です。

この”ツボ”は、必ず同じ所にあるわけではなく、その時々によって動いていることをご存知でしょうか?
人が生きているように”ツボ”も生きているわけです。
効く(効果を出す)治療をするには、死んだ(効果が出ない)”ツボ”ではなく生きた(効果の出る)
ツボを正確に探る必要があります。
写真は足の大陰脾経の大都(だいと)、太白(たいはく)、公孫(こうそん)、商丘(しょうきゅう)の位置をマークしています。
主に内臓疾患や体のだるさがある時に使うツボです。
いわゆる教科書に書いてある位置とは大分違っています。
院長が所属している滋賀漢方鍼医会では、指先の感覚を磨く「ミリ単位で”生きたツボ”を探る」訓練をしています。

呉市地区鍼灸師会主催の東洋医学公開講座が市政だよりに掲載されました

 

院長が理事をさせて頂いております呉市地区鍼灸師会主催の東洋医学公開講座が市政だよりに掲載されました。10月15日(日)ビューポートくれ(参加費無料)で10時からです。

昨日も理事会を開き、準備をしました。

去年も盛況でしたが、今年も盛り上がれば良いなと思っています。

難しそうな東洋医学をわかりやすく説明します。

興味ある方は是非ご参加下さい!

漢方鍼医会の夏季研修会に参加して来ました

院長が所属する漢方鍼医会の全国大会、夏季研修会が名古屋で開催され、参加してきました。

「刺さないハリ”テイシン”」を使って治療している全国の先生方が一堂に会し学び合う会です!!

治療に関しての様々な情報交換が出来た非常に有意義な研修会でした。

ここで学んだ事を生かし、夫婦鍼灸院~saabo~はより患者様に喜んで頂ける様精進して参りたいと思います。

院長、学術研修会出席による臨時休業のお知らせ

お盆が過ぎてちょっと(?)”過ごし”やすくなりましたね。
夫婦鍼灸院~saabo~は刺さないハリ”ていしん”での治療をメインに取り入れ、「怖くない」「痛くない」鍼灸治療を行っております。
これまでも、多くの患者様にこの”ていしん”治療を実施し喜んで頂いております。
私(院長)は更なるレベルアップの為、所属する漢方鍼医会が8月27日、28日に名古屋にて開催する学術研修会に出席します。
全国から”ていしん”治療を実施している大御所の先生方も出席、内容も充実しており、貪欲に学ぶ決心をしています。
ですので、28日(月)は鍼灸治療をお休みさせて頂きますのでよろしくお願いします。
副院長が施術するリンパアクティベーションは通常通り営業致しますので、お気軽にお問い合わせください。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

実技公開をして来ました

院長が所属する滋賀漢方鍼医会で実技公開をして来ました。
場所は滋賀県彦根市のにき鍼灸院です。
にき鍼灸では鍼灸と名前が付いていますが、いわゆる”刺す”ハリは全く使いません。
”ていしん”という銅製の小さな棒をツボに軽く当てるだけ!

施術されている側は全く何をされているかわからない感じです。
それで色々な症状が改善されていくのですから驚きです!
院長も3年前にこの治療を見てビックリ。元々ハリが苦手な院長(院長は東洋医学に興味はあったが痛いの熱いのは苦手です)、
ただちにこの不思議な治療をする会に入会したのでした。(夫婦鍼灸院~saabo~の刺さないハリはここから始まりました。)
滋賀漢方鍼医会では1年に一度、「にき鍼灸院で”治療室例会”というのを開催しています。
毎度午前中は会員が実技公開をするのですが、今回は僕が選ばれました。

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「三井コテ」という温熱器の実技公開です。85度という高温のコテを素早く身体に滑らせ熱を注入する、心地よさと体質改善を実現する施術です。
夫婦鍼灸院~saabo~ではこのコテを使用し、冷房による不調の患者さんに著効を得ました。もう少し経過をみないといけないですが、難病にも手応えを感じています。
1時間半に渡り会員の皆さんに施術、早速「三井コテ」を購入する方も現れたりと、良い刺激となったようです。
午後からは”ていしん”を使い互いを治療し合って技術を磨きました。
写真は代表の二木先生にしつこく質問する僕です。

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その後恒例の懇親会でした。

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去年、我が家にも泊まって下さった奈良の山森先生が11月22日からスペインのバルセロナにて”ていしん”の実技講師として招かれるというので、予定や夢をたっぷりと聞き僕も大いに刺激を受けました。

所属する鍼灸の学術大会に行って来ました

院長の所属する漢方鍼医会の2日にわたる学術大会に行って来ました。
全国から集まった鍼灸治療家がお互いに技術、理論をを学び合う大会です。
普段接する事のない他県の先生方との話は非常に勉強になりました。
この大会で得たものは、どんどん患者さんに還元して行きます!

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今日は研修会

院長が所属している滋賀漢方鍼医会の研修会に行ってきました。

漢方鍼医会は当院でやっている”ていしん”という刺さないハリを使って治療を行っている会です。

刺さないハリの”ていしん”は古代中国の時代から使用されている大変歴史の古いものです。

しかしその”ていしん”で効果を出すには知識、技術、経験が必要です。

院長もこの道何十年という先生方に少しでも近づきたい一心で毎月研修会に通っています。

今回もより効果的な方法や最新テクニック、情報を教わりました。ハリの技術は日々進歩しています。

知れば知る程鍼灸の世界は深く面白いと感じています。

今日学んだ事を早速明日からの治療に生かします!

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夫婦鍼灸院~saabo~は日々成長しています!

昨日は院長が所属する滋賀漢方鍼医会の治療室例会でした。
彦根市の二木先生の鍼灸院を借りての実技研修です。痛みや不定愁訴・・・・
西洋医学では薬や手術で治そうとしますが、鍼灸は薬ではなく
体に軽く当てるだけのハリや灸を使って身体の”気”の流れを調整することによって
それらを治していきます。それは簡単な事ではありません。
貪欲に自分の腕を磨き続けなくてはなりません。今回も多くの事を学びました。
院長自身もつい最近発症した坐骨神経痛をこの日治して頂きました。正に身を持って
刺さない軽く体に当てるだけハリの威力を感じる事が出来ました。
最近夫婦鍼灸院~saabo~には病院で治らない頑固な膝痛の患者さんが増えてきています。
病院をいくつも替えてヒアルロン酸を何度も注射するが痛みが取れない・・・・、人工関節の手術を勧められているけれども何とかならないか?そんな方々が「夫婦鍼灸院~saabo~に来院してから全く痛みを感じない日があった、諦めかけていた大好きな舞踊を再び踊れるようになった。」
等々治療家として非常にありがたい言葉を頂いてます・・・・がまだまだです。
もっともっと成長しなくてはなりません。これからも夫婦鍼灸院~saabo~は貪欲に成長して行きます!

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