嬉しい患者様の声 (^^;)

今日で治療終了のKちゃん、夜泣きがひどいとの事で1ヶ月程前に来院しました。
すっかり落ち着いた顔になりましたね。
今日は初めて患者様の動画を撮らせて頂きました。
一発勝負で緊張しましたが、何とか撮影に成功!

これからも、少しずつ患者様の動画をアップしていきたいと思っています。


 

 

 

 

 

黄帝内経素問から学ぶ夏の過ごし方の重要性について

先日話題にした黄帝内経素問からの学びの続きです。
先日は夏に汗をかく事の大切さを書きました。
金匱真言論篇 第四にはこう書いてあります。

南方赤色入通於心,開竅於耳,藏於心,故病在五臟

★意味★
夏は南方の赤色、五臓では心に通じ、その穴は耳、夏は精気が心に集中していますから、王様である心に異常を来たしますと、他の家来に相当する蔵が揃って病みます。

夏の季節、心が病むとその他の蔵も皆病んでしまうと警告しているのです。他の季節の記述にはこの夏の記述程厳しい警告は書いてありません。

前回と合わせてもっと具体的にいいます。
夏の時期にしっかり汗をかく生活をしないと、秋になって病気になり、身体全体が病んでくる・・・・という事になります。

暑さ真っ盛りですが、しっかり汗をかいて健康を保ちましょう!
院長は、ほぼ毎日、仕事後走って気持ちいい汗をかいています!!

小児鍼の実際

夜泣きがひどいのでハリをしてほしい・・・・3週間程前のお電話です。
若いお母さんが、1歳ちょっとの可愛い女の子を連れて来院されました。
お母さんも子供の時に小児鍼を受けた事がある為受けてみようと思ったとの事。
「一晩に5~6回も起きて泣くんです・・・・。」
いろいろお聞きしながら、さささっとハリして、ささっとお灸・・・・
時間にして1~2分くらいでしょうか。
初診から5日連続で治療。
徐々に夜泣きの回数が減って来ました。
5日連続の後は3日毎に3回程。
今日のお子さんは、初診の時とは別人の様な落ち着いた表情でした。
お母さんも「もうほとんど夜泣きはなくなりました!」と嬉しそうです。
滞在時間はいつも5分以内。
今日は副院長がいましたので、了承を得て写真を撮らせて頂きました。
あともう1回で治療は終了です。よく頑張ったねKちゃん。

DSC_1392

DSC_1392

DSC_1393

DSC_1393

鍼灸

黄帝内経素問から学ぶ夏の養生について

暑くて頭が回らないこの時期ですが、難しいタイトルが出て参りました。(^^;

黄帝内経素問は、2000年以上前に書かれた東洋医学のバイブルとでも言える書です。

この中には伝説の人物「黄帝」と臣下の名医たち6人が、自然との関わり方やその中でどうすれば健康に過ごせるか等々書かれています。

そして、夏はどのように過ごすべきかという事も書いてあります。

今日はここらへんをちょいと解説します。

金匱(きんき)真言論篇 第四から・・・・金で作った箱に保管すべき誠の道理の意味。
これを聞くだけで知る価値ありそうですね。

その中の以下のような記述があります。

长夏善病洞泄寒中,秋善病风疟

★意味★
例えば夏に、冷たい風などにあったてばかりいて十分な発汗をさせないような者、つまり陽気を養わない者は、
その不養生のために、秋になっておこりを病む素地を作っているのであります。

”おこり”とは、今でいうマラリアと言われていますが、要するに発熱悪寒したり体調を崩す意味でしょう。

現代で言えば、クーラーばかりあたって汗をかかない生活は、秋になって体調を崩す・・・・でしょう。

夏は身体の内に熱がこもりますので、この”熱”を汗と共に出してやる事が大事なのです。

他に、汗を出す事を心がければ、土用になって下痢をする事もないし、心臓に熱がこもって胸が苦しくなる事もない・・・・とも書かれています。
それともう一つ、夏に良い食べ物は苦味のある食べ物です。苦味は夏にダメージを受けやすい心臓を養います。

具体的にはニガウリや梅干等です。

いい秋を迎えるためにも夏はしっかり汗をかきましょう!

もちろん水分補給も忘れずに!

国際大学の理学療法セミナーに参加してきました。

国際大学主催の理学療法セミナーに参加してきました。

筋肉の状態を細かく検査しながら、最終的に最も有効な治療を導き出すための手順を説明頂きました。
立った状態での頭や肩の傾き、正常な骨の位置関係、運動速度、筋肉の長さ・・・・等々。
1日みっちり学んで、今まで知らなかった筋肉の緩め方やストレッチ等も教わって非常に有意義な時間でした。
鍼灸の勉強会とは違ったアプローチで、いい勉強になりました。

DSC_1019

DSC_1019

DSC_1020

DSC_1020

DSC_1021

DSC_1021

夏になると体調を崩す人必読!

まー暑くなってきましたね。ところで、夏になると体調崩してませんか?
覚えのある人は、やってみて下さい!
炎天下での作業やスポーツをしている時は別として”飲み物は、温めて飲む!”
これだけです。
前回書いた記事の続きになりますが、夏に体調を崩す人は、まず間違いなくお腹を冷やすような事をしています。
夏でもお腹を温める事が大事だという事です。
こんなエピソードがあります。
10年以上前になりますが、女子十二楽坊という中国の音楽グループが来日した時のことです。
彼女たちが日本に来て最も驚いた事の一つが
日本のコンビニでは”ウーロン茶が冷蔵庫で冷やした状態で売られている!”・・・・というものでした。
中国では医食同源の思想から、お茶は温かいものを飲む事が当たり前とされています。
東洋医学の基本は全身の”気”を滞りなく巡らせるような身体の状態に保つ事です。
お腹を冷やす事はその”気”の巡りを悪くする事に直結します。
夏に体調を崩すあなた、騙されたと思ってこの暑い夏でも温かい飲み物を飲む様にしてみて下さい。
きっといい秋を迎えられますよ。
話は変わりますが今日患者さんから珍しいもの頂きました。
黒烏骨鶏と白烏骨鶏の卵です。
特に黒烏骨鶏の卵は色は薄青色で綺麗です。
この患者さん、一時間以上かかる所からいつも来て下さるのですが、近所に烏骨鶏に猪、
更に孔雀まで飼っている!方がおられて、そこで貰ったとの事です。
明日の朝、卵かけご飯で頂きます。Hさんありがとうございました。

DSC_1010

DSC_1010

ストレッチポール考案者の岩崎由純さんのセミナーに参加しました

夫婦鍼灸院~saabo~では、患者さん自身が家で軽い肩こりや腰痛を治す事が出来る様、セルフケア指導に力を入れています。
指導するのはストレッチやストレッチポール、生活習慣等です。
今日は、ストレッチポール考案者の岩崎由純さんのセミナーを受講してきました。
ストレッチポールが誕生した理由や最新の指導方法、どうやって患者さんにセルフケアの動機を持たせるか等々・・・・
実技と理論を学べたわかりやすいセミナーでした。
体幹の筋肉を適切な状態にする事の大切さを再認識しました。
明日から早速患者さんにフィードバックしたいと思います。

DSC_1004

DSC_1004

DSC_1005

DSC_1005

お腹を暖めるといい事しかありません

最近の40歳位までの若い患者さん、お腹の冷えている方が多いです。

肩こりや腰痛、体調不良、足の冷え・・・・。色々な症状を抱えて患者さんが来られますが、
多くの場合、共通するのはお腹の”冷え”です。
お腹を触った時に深部が冷えています。
肩こり、腰痛というと筋肉のコリばかりに目が行きがちですが、内蔵の不調から肩こりや腰痛も発生するのです。
冷たい物を取りすぎる、クーラーに当たってばかりで運動をしない、肌の露出が多いファッション等どれもお腹を冷やします。
特にくるぶしより下までしかない短いソックスは、男女問わず東洋医学の観点から見て最悪!
足首の周りには大切な”気”の流れを司る経絡が多く流れています。
ここを冷やすと、身体中の”気”の流れを悪くし色々な不調が出てくるのです。
特に妊娠したい方は短いソックスを履いてはいけません!!
お腹はいつも暖かい方が良い。内蔵の調子は良くなり、ガン細胞なども増えにくくなり、免疫力も上がる・・・・いい事しかありません。
夫婦鍼灸院~saabo~では夏でも薄手の腹巻をお薦めしています。
お腹を触ってちょっと冷えている感じがするなあ・・・・と感じたら暖める努力をして下さい。必ず良い結果が得れます。
うちでは、お腹の冷えのある人、不妊治療の方には必ず”塩灸”の遠赤効果で深部まで温めます。
また「米ぬかカイロ」も好評です。レンジで1分暖めるだけですぐにホッカホカ。何年でも使えます。
是非使ってみて下さい!!写真のようにネコをお腹に乗っけるのもいいですよ・・・・冗談です(´-ω-`)

DSC_0821

DSC_0821

DSC_0925

DSC_0925