黄帝内経素問から学ぶ夏の過ごし方の重要性について

先日話題にした黄帝内経素問からの学びの続きです。
先日は夏に汗をかく事の大切さを書きました。
金匱真言論篇 第四にはこう書いてあります。

南方赤色入通於心,開竅於耳,藏於心,故病在五臟

★意味★
夏は南方の赤色、五臓では心に通じ、その穴は耳、夏は精気が心に集中していますから、王様である心に異常を来たしますと、他の家来に相当する蔵が揃って病みます。

夏の季節、心が病むとその他の蔵も皆病んでしまうと警告しているのです。他の季節の記述にはこの夏の記述程厳しい警告は書いてありません。

前回と合わせてもっと具体的にいいます。
夏の時期にしっかり汗をかく生活をしないと、秋になって病気になり、身体全体が病んでくる・・・・という事になります。

暑さ真っ盛りですが、しっかり汗をかいて健康を保ちましょう!
院長は、ほぼ毎日、仕事後走って気持ちいい汗をかいています!!