多くの方々の支えがあって決めた鍼灸学校の入学。一大決心して行き始めてあっという間終わりました。まあでも学校は楽しかったですね。いろんな境遇の人がいて。自分もそうでしたが、皆それぞれに強い決心をして鍼灸というマイナーな世界を目指して。先生も個性豊な人が多くて面白い所でした。自分より年下の先生が多かったけど本当にお世話になりました。
向かって右が担任だった竹内先生、解剖の授業は解りやすくて面白かったです。左は瓜生先生、生理学をしっかり教えて頂きました。基礎を舐めたらいかんと何度も教えて下さいました。
私に向かって右のメガネをかけているのは山田先生、鍼灸科ではなく柔整科の先生ですが、トレーナーのクラブではずっとお世話になりました。鍼灸科では学べない本当に多くの事を学ばせて頂きました。卒業後もお世話になると思います。
なんでもそうかも知れませんが、終わってみると早かったなと感じます。振り返って思うことは1年生の時から学校以外の治療に役に立ちそうな勉強会に積極的に参加して良かったなという事です。何の世界でも同じと思いますが、与えられたものをやっているだけでは普通にしかなれません。戸惑いながらもどんどん出て行く事で世界が広がり、不安で見えかった将来の形も見えてきたと思います。私の場合不安が出てき始めると、どんどんそれは大きくなります。そんな時誰かに会いに行きます。問題は解決しなかったとしても、理解してもらえるだけで心は軽くなります。治療院を開いたら、患者の苦しい気持ちを少しでもわかろうとする人間でありつづけたいと思います。辛い事、不安という気持ちは理解してくれた人がいるだけで、間違いなく軽くなります。それは立派な治療だと思います。