いくつになっても楽しんでほしい その2

膝の痛みについてですが、膝そのものが悪く無いのに痛みが出て出ている事が実は多いです。
そんな事あるかいな!膝が痛いんです!‥‥という声が聞こえてきそうですね。
でも本当なんです。夫婦鍼灸院~saabo~には膝の痛みを訴える患者さんが多く来られます。
人口関節の手術を勧められている人、いくつもの医者に行っても全く良くならず余りの膝の痛みから家の中を移動するのに転がって移動していた人、
既に半月板を切除したが痛みがある人‥‥。身体をじっくり調べさせてもらうと実は原因が腰の筋肉だったり、ももの筋肉だったり、筋肉と骨の境目の骨膜であったりします。
実際そこの痛みをを取るとあれ程痛いと思っていた”膝”の痛みが取れています。
人間の痛みの感覚は不思議です。全然違う場所の痛みを別の場所の痛みとして感じるのですから‥‥
膝の痛みで以前出来ていた事が出来なくなって悔しい思いをしている人は是非一度夫婦鍼灸院~saabo~に来て頂けたらと思います。今まで来られた方で”全く痛みが変わらない”人はいません。
決して簡単ではありませんが院長が全力を尽くしてあなたの痛みと戦います!
そして身体を動かせる喜びを一緒に分かち合いたいです。前述した”家中転がって移動していた人”は今では全く痛みが無くなって犬の散歩も出来るようになって本当に喜んで頂いています!!
ここの所寒くなってきましたが僕(院長:過去に半月板の手術を勧められた事がある)は今日も自転車で”寒っ”と言いつつ半ズボンのトレーニングパンツ穿いてトレーニング出来る喜びを噛みしめました。現在52歳。このまま元気なおっさん路線を突っ走ろうと思います。

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いくつになっても楽しんでほしい!!

院長は6年ほど前ですが、仕事中膝を損傷しました。
そのケガをした直後から膝がドンドン腫れて痛みが出ました。
医者に行ってMRIを撮って半月板損傷と診断され、「手術しますか?」と言われました。
「半月板を削除しても問題はない」と言われ迷いましたがメスを入れて何かあったり失敗したらそれこそ怖いと思って手術はやめました。
その後高価なオーダーメイドの足底板を勧められて作りましたが違和感を感じてすぐにやめました。
それから自分で色々調べてストレッチをしたり筋肉を鍛えましたが中々膝の痛みは取れません。
院長の趣味は自転車とバイクです。自転車やバイクの爽快感やスピード感が大好きなのです。
自転車に乗っても膝は痛いし、バイクも膝が痛くて20分も乗れなくなりました。
「あーっ、これが年を取るということなのか?!こうして年を取るごとに趣味をやめたり出来る事が減って行くのか?!!」
そんな事を感じてもの凄く寂しくなりました。今まで当たり前に出来ていた事がどれほど有り難い事だったのか‥‥。
つくづく感じました。
もうダメなのか?道は無いのか?何とかまた好きな自転車やバイクに乗れるようになりたい!!
自分で本やインターネットで調べて膝に良いトレーニング、悪いトレーニング、膝の良い使い方、悪い使い方‥‥。
自分の膝と相談しながらあらゆる事を試して続けました。
約半年近くかかりましたが膝の痛みは徐々に取れて自転車やバイクに乗れるようになりました。
また乗れるようになった時は本当に嬉しかった!!ある程度膝は良くなってからも時々痛む事がありましたが対処の仕方もわかるように
なりました。今ではほとんど以前と変わらない程に運動も出来る様になっています。
身体を動かして趣味を楽しめる事は人生で大きな大きな喜びです。
僕はケガをしたり、身体の痛みによって大好きな趣味が出来なくてがっかりしている方の力になりたいです。
僕の持っているすべてを尽くして再び好きな趣味が出来る体になる為のお手伝いをしたいと思います。
鍼灸院にも膝が悪くなって一度は趣味を諦めていたが、痛みが無くなってまた趣味(山登り、散歩、野菜つくり、踊りや太極拳等)が出来るようになった!
と喜んで下さる患者さんが何人もいて下さって本当に僕も喜んでいます!!
写真は僕が普段トレーニングに使っている自転車です。これでダッシュをしたりスピードトレーニングしますが、とにかく爽快です。
バイクは50ccですが色々こだわりがあって、磨いて良し、乗って良し。このバイクもう10年乗っていますがまだピカピカです。(^^)
これで良く島にツーリングに行きます。景色が良くて最高です。
健康って素晴らしい!!

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私は○○で酒をやめれました その二

次の日、昨日夜、薬を飲みながら酒を飲む自分が情けないなーと思ったが、やはり一日が終わりに近づくといつもの思考が始まる。

「今日も頑張ったな、ストレスも感じた、発散しなきゃいけん、ストレスはその日の内に解消するのが一番、仕事でストレス感じて家で酒を我慢することでストレス感じたら家に帰って来ている意味がないじゃろう、楽しみを我慢するのは良くない、今までずっとこれでやってきたんだからいいじゃないか、薬を飲みながら酒をやめない人はゴマンといる、ゴマンといる!、ゴマンといる!!、病院でもらった痛風の本にもプリン体を多く取らない様にすれば適度な飲酒は良いことだとかいてあるじゃないかー」

まあ出るわ出るわ。
酒を飲むのは必要、良いこと!と正当化しようとする言葉。
で、自分が馬鹿だと思った次の日もやめれないでいた。
飲酒を続けてしまうのは習慣だと思っていた。癖だと思っていた。

なんとかこの癖、習慣を断ち切るにはどうすれば良いか考えた。

ある程度お腹が一杯になればそれ程飲みたいという気持ちは無くなるのを知っていた。
ある日晩ご飯の時間、飲みたい気持ちがあるが、まずご飯を一生懸命食べた。無言でとにかく腹を一杯にする為に食べた。
飲みたい気持ちはその時無くなっていた。その日は飲まなかった。成功だ。しかし酒を飲んでいないからか、お腹を満たす事だけの為にご飯を
かきこんだからか何となく物足りなさを感じた。(これ書きながら会話を楽しみながら食べればいいじゃないか、と思うが飲酒癖のある人間は
哀れなものだった。いつも顔を合わせる家族の前では全く気を使うという事がないので、自分の欲を抑えこむ為の食事に必死なのでした)

これは続かないと思った。

ネットで尿酸値を下げる方法を探した。
水を多く飲む、クエン酸を飲む、プリン体を含む物はなるたけ取らない。
水を多く飲むは暫く続いたが中々これも必要以上に水を飲むのは苦しいもので、中々続かなかった。
クエン酸を買った、薬局で一瓶1000円位、ちょっと水に薄めて飲んだがものすごく酸っぱい。一瓶あれば3ヶ月位使える。
ちょびちょびなら飲めるので、焼酎を飲む時混ぜる事にした。焼酎を飲む時はちょっとずつなので、酸っぱいけど、それ程苦にならなかった。
発泡酒の後にクエン酸を入れた焼酎を飲み始めた。
試しに病院でもらった薬を飲まないで、暫くの間発泡酒プラスクエン酸入り焼酎を飲んで尿酸値が下がらないかテストしてみた。

  ー結果はー   下がってなかった (┬┬_┬┬) 世の中そんなに甘くない。

で、どうしたかというと自分を騙す事にした。

ごはんを食べる前に酒を飲みたい。

その時クエン酸が入ったコップ一杯の酸っぱい水をちょびちょび飲みながら(つまりクエン酸水を焼酎に見立てて)酒のつまみを
食べるのだ。

これは中々良かった。

昔20歳の頃、自転車で北海道を旅行していた頃、泊めてもらっていた所のご主人さんが、酒好きで、いつも焼酎を飲んでいた。
じゃがいもから作ったGODOという焼酎で、クセがなくおまけに安い。そこで聞いた話だ。
「野間さん、酒がいよいよ少なくなって来た時どうしたらいいか教えてあげよう。焼酎に一味唐辛子をたっぷり入れて飲むんだ、そうすると身体がかーっと熱くなってちょっとしか飲んでなくても沢山飲んだ気持ちになれるんだよ。」
この感覚に似ているのだと思う。酸っぱいクエン酸水はちょっとずつしか飲めないしそれまでクエン酸入りの焼酎を飲んでいたので、自分でも
クエン酸水飲んでいても焼酎を飲んでいる感じがした。
まさかこの年になってこの言葉を噛み締めるとは思わなかった。
クエン酸水を飲みながら酒のつまみをある程度食べるとかなり満足感を得れた。無理なくやれると思った。アルコールを我慢しているというストレスはあまり無かった。
初めに発泡酒飲みたい!と思う事は何度も何度もあったが、クエン酸水プラス酒のつまみでそれほどストレスなくクリア出来た。
この”クエン酸水療法”を二ヶ月位続けた頃、例の夕方になると酒の事を考えるという思考が無くなってきた。

やはり習慣、クセだったのだ!!!

酒をやめて分かったが飲まないと朝がすっきりして身体が軽い。ずっと別に酒を飲もうが飲むまいが身体のだるさとかには関係ないと思っていたがやはり影響はあったのだ。
今はほとんどクエン酸水も飲まないで食事をしている。時々飲みたくなった時クエン酸水プラス酒のつまみで十分クリア出来ている。
会合とかで飲み会の時は普通に飲みます。でもそれからまた元に戻る事は無い。
酒を絶ってから2ヶ月して尿酸値を測った。その時の測定値である 5.9は正常値であります! ∠(^ー^).
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私は○○で酒をやめれました その一

これは私自身の話です。お酒はずっとやめれなかった。いつでもその気になればやめれると思っていた。
が、が、が、現実はそうではなかった。
たまーーーーーに酒を飲まない日があるとものすごくやめた気持ちになった。次の日は昨日の損した分まで飲まなきゃ!と思って飲んだ。

「1週間のうち一日でも禁酒日設けましょう!」

なんて出来なかった。休肝日というか酒を飲めない日は年に3日あれば良い位だった。休みの前の日は酒量が増えこそすれ、減る事は無かった。

一日の仕事の終りが近づく頃、時間にしてみれば午後4時位から思いが巡り始める。
暑い時は旨いビール(実際は発泡酒だが(^^;))を飲むために夕方からわざと水分を取らないようにしてキンキンに冷えたやつを飲む。
よくCMとかに出てくるようなシーンを考えている。
たまに出張とかで遠い地方に行くと必ずそこの地酒を買って、つまみもその地方独特のつまみを買った。
発泡酒を飲んだ後は安上がりに酔う為に焼酎を飲んでいた。暑い時期はフローリングの冷たさが心地良くて朝までテーブルの下でよくそのまま寝ていたものだ。
別に体調は悪くならなかったし、「色々ストレスもあるのだからこれは必要な事だ」とずっと思っていた。ゴミ捨ての時アルミ管のゴミが毎回多かったのさえ除けば。だった。
若い頃はそれでも良かった、が歳を取ってきた事も原因だろうし、体質的な原因もあったと思う。
2年前の事だ、”ヤツ”になったのである。

”ヤツ”の名前は痛風と言う。

そうそうあれだ。
ずっと10年以上痛風の指標となる尿酸値は高かった。
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写真はクリックで拡大します(^^)
表の”D”判定は要治療。表の右側が過去のデータで左側が新しいデータ。毎年尿酸値は上がっているのがわかる。が、10年間ずっとほったらかしだった。
2年前まで何も症状が出なかったのだ。

     ーわしは大丈夫ー

何の根拠もない妙な自信があって(子供の頃友達に「野間とゴキブリは原爆が落ちても生き抜くと思う」と言われて実はこの言葉、自分の健康に対して妙な自信を与えていた)高い尿酸値なんてどこ吹く風、何も変わらない飲酒生活を続けていた。
2年くらい前ふと、何となく左足親指が腫れている事に気づいた。
初めはあれっ?どこかでぶつけたかな?と思った。
が、どんどん腫れはひどくなり痛みも増して来た。

あれ?これってもしかしてーー。

内科に行って調べてもらった。

      ー痛風ですねー   ( ̄□ ̄;)!!

やっぱりそうか、信じたくなかったが現実である。

尿酸値を下げる薬と痛み止めをもらった。

薬を飲みながら酒は止めなかった、というか酒を飲む事はストレス社会で戦うお父さんには必要なことなんだ。正しい選択なんだ。
という気持ちが強かったので、止める気持ちはなかった。

4ヶ月位薬を飲みながら酒を飲む生活を続けていた。医者にも1ヶ月に一度は行かないといけない、薬代もかかる、お金がもったいない。

私はせこい人間である。意味のない事にお金を払うのは大嫌いである。

おまけに痛風は痛いだけでなく、腎臓も悪くする。鍼灸学校にもう行っていたので、そこら辺の知識もあった。
酒を飲みながら薬の袋をながめていてあるとき心底思った。

     ーわしばかじゃのー

ほんまばかじゃの、こりゃいかんど。薬を飲みながらでも飲まんといけんもんか? 

ここまで読んだあなたはこの”気持ち”で酒をやめたんだろう。と思うでしょう。

そうではないです。そんなに事は簡単ではありません。
確かにこの時は出発点です。そんなに私は意思が強い人間ではないです。
でも今は飲酒の習慣から抜け出る事が出来ています。

                               続く